お役立ちサイトのリソース
グリーンフラスコでは、ハーブやアロマテラピーなどの植物療法が正しく安全に普及するための基盤構築を目指して、調査や研究をもとにした植物療法に関する学術的な情報を蓄積して提供することを活動としています。
メディカルハーブや植物療法に関する情報サイトや機能性食品やフィトケミカル成分に関するサイトなど、国内外の情報サイトのリンクとそのサイトについての解説を掲載しております。「メディカルハーブや植物療法に関する情報サイト」「機能性食品やフィトケミカル成分に関する情報サイト」「医薬品の副作用に関する情報サイト」「文献検索・辞書サイト」「エコロジーに関する情報サイト」「妊婦・授乳婦サイト」の各項目別に参考サイトをご紹介します。
メディカルハーブや植物療法に関する情報サイト
独立行政法人 国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報
解説
国民の健康の保持・増進及び栄養・食生活に関する調査・研究を行うことにより、公衆衛生の向上及び増進を図ることを目的とした公的機関としての役割をもつ独立行政法人のサイト。「健康食品の素材データベース」があり、その中にハーブ素材について記されており、有効性、安全性、参考文献、総合評価について記載されている。
厚生労働省「食品安全情報」
解説
日本の医療、健康に関する情報把握に役立つ厚生労働省の公式サイトにある「食品安全情報」のコーナー。食品の安全性の確保を通じた国民の健康の保護のために情報を発信しており、日本での健康食品関係の対策等の推進状況や有効性・安全性に関する情報を入手できる。
コクラン日本支部
解説
コクラン日本支部は、複数の臨床試験結果を総括的に評価するコクランレビューで知られる「コクラン」の日本支部である。2014年5月に国立成育医療研究センターに設立され、日本におけるコクラン共同計画を推進している。
東邦大学医学メディアセンター
解説
東邦大学医学部が運営するサイト。「医学関連情報リンク集」では、医学総合、医薬品情報などのポータルサイトとして使える。「医学用語」コーナーからリンクしている「ライフサイエンス辞書」は、構築中ながらも医学用語の翻訳にとても便利。
薬害オンブズパースン会議
解説
薬害オンブズパースン会議(略称「薬害オンブズパースン」)は、薬害エイズ訴訟の弁護団と全国市民オンブズマン連絡会議の呼びかけにより、1997年6月に発足した民間の薬害防止を目的とするNGOで、医師、薬剤師、薬害被害者、弁護士、市民ら(定員20名)で構成されている。
Weil TM(Weil Lifestyle , LLC)
解説
統合医療の第一人者であるアンドルー・ワイル博士のサイト。オプティマムヘルス&ウエルネスを提唱し、日々の生活のなかで実践できる健康のための情報を発信している。毎日更新されるQ&Aでは、人々からの質問に統合医療的な観点からワイル博士がアドバイスをしている。
HerbMed
解説
米国の非営利組織が運営するサイトで、報告されている研究論文にハーブ別にアクセスできるデータベース。 ハーブを学名や一般名で検索でき、各ハーブについて、臨床データ、薬理学的な基礎データ、調製法、 副作用・相互作用や禁忌といった安全性情報などカテゴリーが分けられており、各々裏付けとなる研究 報告を掲載したPubMedにリンクしている。
HerbMed Pro
解説
米国の非営利組織American Botanical Councilが運営するサイト。報告されている研究論文にハーブ別にアクセスできるデータベース。ハーブを学名や一般名で検索でき、各ハーブについて、臨床データ、薬理学的な基礎データ、調製法、副作用・相互作用や禁忌といった安全性情報などカテゴリーが分けられており、各々裏付けとなる研究報告を掲載したPubMedにリンクしている。2日間のアクセス権を購入できる他、定期アクセス権も購入可能。
American Botanical Council
解説
米国の非営利組織が運営するサイトで、メディカルハーブに関するホットな話題が満載。設立者で代表者のMark Blumenthal氏はメディカルハーブの安全な普及に注力、米国発の安全性や規制に関する情報についてはこのサイトをチェックするとよい。会員になると季刊誌HerbalGramを購読できる他、独コミッションEモノグラフの閲覧など会員に提供しているサイト内プログラムを享受できる。
Fact Sheets on Dietary Supplements
解説
NIH(米国国立衛生研究所)の一部門であるODS(栄養補助食品室)がサプリメントに関しての情報を発信しているサイト。市場に出回っているサプリメントに関して、現在の研究状況や安全性、問題となっていることなどについて概要を把握するために役立つ。
Memorial Sloan-Kettering Cancer Center
解説
米国スローンケタリング癌センターのIntegrative Medicine(統合医療)のサイトで展開されているデータベース。ハーブを学名や一般名で検索でき、各ハーブのモノグラフを閲覧することができる。モノグラフにはハーブを描いた画像が掲載され、ハーブの概要、効能、有効成分、作用機序、注意情報、副作用・相互作用、研究報告などの他、サプリメントの商品名が記載されているのも特徴。
Henriette's Herbal Homepage(Henriette Kress)
解説
1995年からある非常に充実したハーブのサイト。学名でハーブを検索すると必ずといっていいほどこのサイトをピックアップする。ヘルシンキのハーバリストHenriette Kress女史のサイト。
NCCAM:National Center for Complementary and Alternative Medicine(NIH:National Institute of Health)
解説
NIH(米国国立衛生研究所)の一部門であるNCCAMは米国のCAM動向を一覧するためにはとても有用なサイト。CAMの分野での意義ある臨床研究や基礎研究を助成するなどして、厳密かつ科学的に追求し、公正な情報を提供している。
機能性食品やフィトケミカル成分に関する情報サイト
医薬品の副作用に関する情報サイト
独立行政法人医薬品医療機器総合機構
解説
旧 国立医薬品食品衛生研究所医薬品医療機器審査センターと医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構および財団法人医療機器センターの一部を統合して設立された独立行政法人医薬品医療機器総合機構のサイト。医薬品の副作用や生物由来製品を介した感染等による健康被害に対して、迅速な救済を図り(健康被害救済)、医薬品や医療機器などの品質、有効性および安全性について指導・審査し(承認審査)、市販後における安全性に関する情報の収集、分析、提供を行う(安全対策)ことを通じて、国民保健の向上に貢献することを目的としている。
特定非営利活動法人 医薬ビジランスセンター
解説
医薬品の使用に関する情報の収集や調査・研究を行い、その活動の成果を医療関係者及び市民に還元することによって薬害を防止し、科学的な根拠に基づいた適切な医療の普及をはかり、医療の向上に努めることを目的に設立された特定非営利活動法人のホームページ。
ビジランス(Vigilance)とは「民間による監視」「寝ずの番」の意味。
ビジランス(Vigilance)とは「民間による監視」「寝ずの番」の意味。
薬害オンブスパーソン会議
解説
薬害エイズ訴訟の弁護団と全国市民オンブズマン連絡会議の呼びかけで1997年6月に発足した、民間の薬害防止を目的とするNGO。医師、薬剤師、薬害被害者、弁護士、市民らで構成される。政府や製薬企業に対する要望書や公開質問の提出、厚生労働省の各種委員会への参加、シンポジウムの主催、情報公開請求訴訟などを行っている。サイトでは調査検討対象とされている案件や注目情報などをアップしている。
文献検索・辞書サイト
PubMed(Medline)
解説
米国National Library of Medicine (NLM)の一部門であるNCBI(国立バイオテクノロジーインフォメーションセンター)が運営している科学論文の検索サイト。医学生物学関係の重要論文の検索はこのサイトを入り口にすれば十分展開できる。無料で検索でき、大部分はアブトラクトが入手できる。
国立国会図書館蔵書検索・申込システム NDL-OPAC
解説
日本の国会図書館が提供している文献検索サイト。このサイトで検索して所蔵が確認された文献については複写、郵送を依頼することができる。複写サービス料はA4一枚24円で、梱包料や送料は別途必要となる。申込みを受け付けてから1週間程度で発送してくれて料金は振り込み用紙による後払いでとても便利。
ライフサイエンス辞書プロジェクト
解説
京都大学のチームが作成した、ライフサイエンス分野の用語についての辞書サービスサイト。「オンライン辞書サービス」のページは医学生物学分野専門用語の日英変換に便利。
アロマテラピー関連文献データベース
解説
社団法人日本アロマ環境協会が運営。当協会が発行している「アロマテラピー学雑誌」に加えて、国内・海外の重要な文献をピックアップ。アブストラクト(要旨)のみの呈示だが内容を把握するために役立つ。無料で閲覧可能。
医中誌パーソナルweb
解説
特定非営利活動法人医学中央雑誌刊行会が運営する医学中央雑誌(医中誌)Webのパーソナル版。医中誌Web同様に学会誌、医学系専門誌、大学紀要、公共機関の研究報告などから幅広く収集されている。
エコロジーに関する情報サイト
TRAFFIC EAST ASIA-JAPAN
解説
野生動植物の取引が生態系に害をおよばさないように調査・監視を続けているNGO団体。野生生物の国際取引を管理するワシントン条約、薬用・芳香植物の野生化らの持続可能な採取に関わる国際基準(ISSC-MAP)、その認証制度Fairwildを紹介しています。
FSC ジャパン
解説
世界中の森林を対象とし、環境保全の点から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理を推進することを目的森林管理がなされているかどうかを信頼できるシステムで評価し、適切な管理がなされている森林を認証している団体。また認証ロゴマークの付いた製品を幅広く流通させることにより、世界の森林保全へ向け、森林管理者から、木材・木材製品の消費者に至るさまざまな関係者を一体化しようとする取り組みです。
妊婦・授乳婦サイト
アメリカ小児学会(AAP)
解説
2001年に発表された授乳に影響するいくつかの問題について掲載されている。「これまでに悪影響が報告されている薬剤」、「授乳と薬剤の使用の両立が可能な薬剤」など7つに分類されている。
Drugs and Lactation Database(LactMed)
解説
アメリカ国立衛生研究所(NIH)と国立医学図書館の授乳と薬に関するデータベース。無料で薬剤や化学物質の検索、内容の閲覧ができる。
国立成育医療研究センター 妊娠と薬情報センター「ママのためのお薬情報」
解説
様々な医学文献を基にまとめられた「授乳中に使用しても問題ないとされる薬の代表例」や「授乳中には使用できない薬の代表例」の表を閲覧可能。母親対象のわかりやすい説明をしている。
「統合医療(近代西洋医学と相補(補完)・代替療法や伝統医学等とを組み合わせて行う療法)」に関する情報を提供している。医療関係者むけの「海外のサイト」からは、ハーブに関する様々な研究結果についても情報の入手が可能。