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ハイビスカスHibiscus
フランスでカルカーデ(karkade)と呼ばれるハイビスカス(ロゼル草)の語源は古代エジプトの美の神ヒビスに由来すると言われています。現在ではエジプトやスーダンの他に中国などでも栽培されており、さわやかな酸味と鮮やかなルビー色のハイビスカスティーは世界中で女性の人気を博しています。ハイビスカスティーの名を一躍世に広めたのは東京オリンピックの際にマラソンの王者アベベ選手やドイツの選手団がハイビスカスティーを天然のスポーツドリンクとして試合中に飲み、見事に金メダルを獲得したことによります。その秘密は酸味のもとであるクエン酸やハイビスカス酸などの植物酸やミネラルが体内のエネルギー代謝と新陳代謝を高め、スポーツによる肉体疲労を回復させることにあります。天然のビタミンCを豊富に含むローズヒップとのブレンドは栄養補給や美容効果を高め、またハイビスカスの鋭い酸味をまろやかに変えて飲みやすくすることからも最適のブレンドと言えるでしょう。