お役立ちサイトのデータベース

画像

イチョウGinkgo

 イチョウは驚くべき生命力を持ち、地球上に2億年も生き続けているため「生きた化石」と呼ばれ、わが国でも長寿の象徴とされています。
イチョウは神経変性疾患であるアルツハイマー型痴呆と脳卒中などの脳の血管性病変を原因とする脳血管型痴呆のいずれにも効果が認められ、ドイツのコミッションEはアレルギーを起こす可能性のあるギンコール酸を除去したイチョウ葉の標準化エキスを1994年に痴呆の治療薬として認可しました。イチョウの有効成分は毛細血管を酸化から守るフラボノイド配糖体とPAF(血小板活性化因子)を抑制し、神経を保護するギンコライドやビロバリドなどのテルペンラクトンと考えられており、さらに脳でのグルコースの消費を促し脳代謝を改善する働きも指摘されています。イチョウは痴呆の他にめまいや耳鳴り、抑うつなどに効果があり、さらに血液循環を促進するため冷え症や糖尿病性網膜症、腎炎、神経炎など糖尿病の合併症の予防にも用いられます。

イチョウ

データベース一覧へ戻る