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マイタケMaitake

 マイタケはサルノコシカケ科のキノコで傘を持たず、波状のひだを折り重ねたような姿が特徴です。マイタケの名はその姿が鳥が舞うように見えることから「舞う茸」と呼ばれたのが始まりとされています。サルノコシカケ科のキノコは非常に堅く、食用には適しませんが、マイタケは柔らかく味や香りも良いことから古くから薬用にも食用にも用いられ、上薬として評価されて「キノコの王様」として珍重されてきました。マイタケはその後の研究で肝臓病や糖尿病、高血圧や肥満などの生活習慣病に有効であることが実証されています。一方、1990年代に入り、β-グルカンなどの多糖体を含んだマイタケエキスに免疫賦活作用や抗ガン作用があることが報告され、エイズや乳ガン、肺ガン、肝臓ガンなどに用いられています。また、マイタケエキスと化学療法剤を組み合わせて用いることで相乗効果を期待したり、抗ガン剤の投与量を減らして副作用を減じるなど、患者のQOLの向上にも役立っています。

マイタケ

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