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ベルガモット

 ベルガモットの名は北イタリアの小都市のベルガモに由来しますが、現在ではイタリア南端のレジオ地方がベルガモットの精油の産地として世界的に知られています。英国の外交官として中国に赴任したグレイ伯爵が中国でお茶に香りをつける技術を身につけ、ベルガモットの香りを紅茶に付けたのが今ではフレーバーティーの代表として知られるアールグレイの始まりであるとされています。ベルガモットの精油の特徴は一般の柑橘類の精油の70%~90%がリモネンで占められるのに対し、リモネンは35%程度で、その他に酢酸リナリルとリナロールを合計でおよそ35%も含んでいます。このあたりがこの精油がリフレッシュとリラックスのいずれの目的にも使える理由と言えそうです。なお、アメリカ大陸のオスウェゴインディオが伝統的に飲用し、「オスウェゴティー」の名で知られるタイマツバナ(Monarda didyma)もベルガモットと呼ばれますが、アロマテラピーに用いるベルガモットとは全く関係はありません

ベルガモット

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